「ご自愛ください」の意味と使い方

日本語の使い方

この記事では、「ご自愛ください」の意味と使い方について説明します。「ご自愛ください」というフレーズを正しく使えるようになります。

「ご自愛ください」の意味

「ご自愛ください」の「ご自愛」は、「自分の身体を大切にすること」という意味がある「自愛」に、接頭辞の「ご」を付けて丁寧にしたものです。そのため、相手に自愛をお願いする「ご自愛ください」というフレーズは、「お身体を大切にしてください」という意味になります。「お大事になさってください」「お労りください」などが類義語に当たります。

なお、「自愛」と「慈愛」は音は同じですがまったく別の意味を持つ言葉となります。自愛は上記のとおりですが、慈愛には「親が子どもをかわいがるような慈しみの気持ち」という意味があります。混同しないよう注意しましょう。

「ご自愛ください」の使い方

「ご自愛ください」は、おもに締めの言葉として使われます。目上の人に対して使っても問題ない言葉であり、季節を問わず使える言葉でもあります。

ただ、2点ほど気をつけなければいけない点があります。それは、体調を崩している人に対して使わないということと、前に「お身体」と付けないということです。体調を崩している人に対するお見舞いの言葉としては、「一日も早く全快されますようお祈り申し上げます」などが適切です。前に「お身体」と付けてはいけないのは、「ご自愛」という言葉自体に「お身体を大切に」という意味が込められており、ここにさらに「お身体」を付け加えるのは余計だからです。

最後に「ご自愛ください」を使ったフレーズをいくつか紹介します。

  • くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛ください。
  • お風邪など召されぬようご自愛ください。
  • これからも暑さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。
  • 寒さに向かう折からご自愛のほどお祈り申し上げます。
  • 時節柄一層のご自愛のほどお祈り申し上げます。

まとめ

  • 「お身体を大切にしてください」という意味のフレーズ
  • 目上の人に使っても問題ない
  • 季節を問わず使える
  • 体調を崩している人に対して使ってはいけない
  • 「お身体ご自愛ください」のように、前に「お身体」を付けてはいけない

それでは、また!