「回答」と「解答」の違い

日本語の使い方

この記事では、「回答」と「解答」の違いについて説明します。この二つはどちらも「かいとう」と読み、意味も似ています。では、いったいこれらはどのようにして使い分けるのでしょう。

「回答」とは

「回答」とは、「質問・要求などに返事をすること」です。インタビュー・アンケート・賃上げ要求など、正解がないものに対して使います。質問・要求をする側は、回答者の答えを見て採点することはできません。

たとえば、インタビューで「好きな食べ物は?」と聞かれたとします。このとき、「オムライス」と答えたらそれは不正解でしょうか? そんなことはありませんよね。「オムライス」と答えてペケが付くわけじゃないですし、もちろん、「カレーライス」「ハンバーグ」「ラーメン」などと答えても良いんです。この問いに正解なんてありません。ですから、インタビューに答えることは「回答する」と言います。

「解答」とは

「解答」とは、「問題を解いて答えを出すこと」です。試験問題・クイズなど、正解があるものに対して使います。問題の出題者は、解答者の答えを見て採点することができます。

たとえば算数のテストで「3+2」の答えを求められたとします。答えは「5」以外になく、「4」と答えたり「6」と答えたりしたら不正解です。「好きな食べ物は?」という問いと違い、「3+2は?」という問いには決まった解があり、その答えは正解と不正解に分けられます。ですから、試験問題に答えることは「解答する」と言います。

まとめ

  • 「回答」とは、質問・要求などに返事をすることで、正解がないものに対して使う
  • 「解答」とは、問題を解いて答えを出すことで、正解があるものに対して使う

それでは、また!