葬式の日取りの決め方

生活・文化

この記事では、葬式の日取りの決め方について説明します。どういう基準で葬式の日取りを決めるのか、葬式の日取りが遅れるとどうなるのかがわかります。

葬儀の日が友引きや年末年始に当たらないようにする

通常、亡くなった日の翌日に通夜、通夜の翌日に葬儀・告別式を行います。しかし、葬儀の日が友引きや年末年始に重なる場合は、別の日にずらすのが一般的です。葬儀の日が決まったら、その前日を通夜の日とします。通夜は友引きや年末年始に重なっても問題ありません。

友引きや年末年始に重ならないようにするのは、この日を休業とする火葬場が多いからです。葬儀の日に火葬をおこなうので、火葬場が使えなければ葬儀をおこなうことができないのです。友引きを避けるのは「『友を引く』で縁起が悪いから」とも言われていますが、このように現実的な問題で友引きに葬儀をおこなうことは難しくなっています。

菩提寺・斎場・火葬場・親族の予定に合わせる

葬式の日取りを決めるときは友引きや年末年始のことを考慮することも大切ですが、各所の予定と合わせることも大切です。具体的には、菩提寺・斎場・火葬場・親族の予定に合わせますが、優先順位は菩提寺→斎場→火葬場→親族です。

気持ち的には親族の予定を最優先したいところですが、その日に僧侶を呼べるとは限りませんし、斎場や火葬場を使えるとも限りません。親族の予定を優先しても菩提寺・斎場・火葬場の予定が合わなければ結局葬式をおこなうことはできないので、まずは希望する日時に来てもらえるか菩提寺に連絡を取り、それから斎場と火葬場を押さえ、最後に親族に日取りを知らせましょう。

葬式がすぐにできない場合

葬式に「亡くなってから◯日以内におこなわなければならない」という決まりはありません。先にも述べたとおり、通常は亡くなった日の翌日・翌々日におこないますが、1週間後や2周間後におこなったとしても問題ないのです。ただし、死後24時間以内の火葬は法律で禁止されています。

葬式に期日はありませんが、できれば早目におこなったほうが良いです。なぜなら、葬式が遅れると遺体の保存や安置にお金がかかるからです。遺体の腐敗を防ぐためのドライアイス費用が、専用施設で安置する場合は施設使用料が、延びた分だけかかります。ドライアイスは1日5,000~10,000円ほど、施設使用料は1日5,000~30,000円ほどです。

亡くなってから火葬をおこなうまで10日以上かかるような場合は、「エンバーミング」と呼ばれる遺体保存技術を検討することになります。15万円以上と高額ですが、エンバーミングを利用すると遺体を10~20日ほどきれいな状態で保存することができます。

まとめ

  • 友引きや年末年始に重ならない日を葬儀の日とし、その前日を通夜の日とする
  • 菩提寺→斎場→火葬場→親族の優先順位で予定の合う日にする
  • 葬式が遅れる場合、遺体の保存費用や安置費用が増える

それでは、また!