名刺の渡し方と受け取り方のマナー

ビジネス

この記事では、名刺の渡し方と受け取り方のマナーについて説明します。名刺交換のマナーを知っていると、非常識な渡し方や受け取り方をして相手にマイナスイメージを持たれずに済みます。

名刺交換後の名刺の置き方やしまい方について説明している記事もあります。よろしければ以下の記事もあわせてご覧ください。

名刺交換後の名刺の置き方としまい方

2018.04.11

動画でわかる名刺交換のマナー

この記事では、名刺交換の流れとポイントを文章で説明していますが、具体的な動きは動画を見たほうがわかりやすいです。以下の日本サービスマナー協会さんによるマナーレッスン動画がとてもわかりやすいので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

名刺交換の流れ

基本的な流れ

名刺交換のときの基本的な流れは以下のとおりです。交代で名刺を差し出すような場合、目下の者が先に自分の名刺を差し出します。お金をいただく側、お願いする側が目下となり、お金を出す側、お願いされる側が目上となります。先に相手から差し出された場合は、「申し遅れました」と言い、相手が差し出した高さより低い位置でこちらの名刺を差し出しましょう。

  1. 名刺入れから名刺を取り出し、胸の高さで持つ
  2. 「◯◯株式会社の△△と申します」と会社名と名前を名乗り、名刺を差し出す
  3. 相手から名刺を差し出されたら、「頂戴いたします」と言って受け取る
  4. 「□□様でいらっしゃいますね」と相手の名前を名刺を見ながら復唱する

同時交換の流れ

「先に名刺を受け取ると、相手を下に見ていることになってしまう」という考えから、最近の名刺交換は同時におこなうのが主流となっています。同時交換の流れは以下のとおりです。

  1. 名刺入れから名刺を取り出し、左手で名刺入れ、右手で名刺をそれぞれ胸の高さで持つ
  2. 「◯◯株式会社の△△と申します」と会社名と名前を名乗り、名刺を相手の名刺入れの上に載せるように差し出す
  3. 空いた右手を相手の名刺に添えて受け取る

名刺交換のポイント

名刺交換の流れは前述のとおりですが、名刺交換にはいくつかの気をつけるポイントがあるので、そのポイントも押さえておきましょう。

  • 起立しておこなう
  • テーブルなどを挟まない
  • 目下の者が先に名刺を差し出す
  • 自社の人間が複数いる場合、格上の人から先に名刺交換をする
  • 名刺は相手から読める向きにして差し出す
  • 名刺を渡すとき、受け取るときは、名刺に目線を落とさず相手の目を見る
  • 受け取るとき、会社名・ロゴ・名前・写真などを指で隠さない
  • 同時交換をするときは、名刺入れの内側に人数分の名刺をあらかじめ準備しておく
  • 複数の相手と名刺交換をする場合、次の人と名刺交換をする前に、前の人の名刺を名刺入れの下に移動させる

名刺は目下の者が先に差し出しますが、自社の人間が複数いる場合はその中で格上の人が先に名刺交換をおこないます。自社の人間が自分と上司、訪問先の人間が担当者と担当者の上司の2対2の名刺交換になる場合、上司と担当者の上司→上司と担当者→自分と担当者の上司→自分と担当者という順番です。

最後の「複数の相手と名刺交換をする場合、次の人と名刺交換をする前に、前の人の名刺を名刺入れの下に移動させる」については、動画の2分7秒頃を見るとわかりやすいです。ふつうは格上→格下の順に名刺を受け取るので、受け取った順に下に移動させていけば、おのずと上のほうが格上の人の名刺、下のほうが格下の人の名刺となります。

基本的なことですが、名刺を切らさないこと、汚れた名刺を使わないこと、名刺は名刺入れに入れて持ち歩き、財布・手帳・ポケットなどに入れて持ち歩かないことなども大切です。この3点も念頭に置いておきましょう。

まとめ

いかがでしたか?

名刺交換だけですべての印象が決まるわけではないですが、あまりにも非常識な渡し方・受け取り方をしてしまうと、相手の機嫌を損ねてその後の商談が失敗してしまうかもしれません。名刺交換の多い職に就いた新社会人の方や、名刺交換のない職から多い職へ転職された方は特に、名刺交換のマナーをしっかり押さえておきましょう。