旅館の浴衣の着方《女性の場合》

生活・文化

この記事では、旅館の浴衣の着方について説明します。女性の場合の浴衣の着方についてです。間違った着方をすると恥ずかしい思いをしてしまうので、知らない方はしっかり覚えておきましょう。

サイズの選び方

浴衣のサイズは、丈の長さがポイントになります。くるぶしが見える程度の着丈が丁度よいので、いろいろサイズが用意されている場合、一度羽織ってみて自分に合う長さのものを選ぶようにしてください。

用意されている浴衣のサイズは旅館によって違い、大・中・小(またはL・M・S)の3サイズのところもあれば、大・小の2サイズのところもあり、フリーサイズのみのところもあります。長い場合はおはしょりで調整できますが、短い場合は調整できないので、どれも着丈が短い場合は、ほかにサイズがないか係の人に聞いてみましょう。

ブラは付けるべき?

浴衣は風呂上がりに着る寝間着のようなものなので、基本的にブラは付けません。浴衣のような和服は体の凸凹を強調しないほうが美しく見えるので、きれいに見せたい場合はなおさら付けないほうが良いです。人前に出る場合は上に羽織を着ると良いでしょう。

ただ、付ける・付けないは個人の自由ですし、付けたからと言ってマナー違反になるわけではありません。ブラを付けていないと不安な方、胸の大きな方は、付けたほうが胸元を気にせず楽しめるでしょう。付ける場合は、ワイヤーやパットが入っていないタイプがおすすめです。ブラ付きのキャミソールでも良いですが、その場合は衿元から見えてしまわないよう、襟ぐりの深いものを選んでください。

着付けの仕方

浴衣を着るときに迷うのが、「前身頃をどういう順に重ねるか」ですよね。浴衣は男女ともに「右前」なので、右の前身頃→左の前身頃の順に重ねます。「右前」の「前」は時間的な「前」なので、「右を先に自分の肌に密着させる」という意味になります。

前は喉元が少し見える程度、後ろは少しうなじが見える程度に控えめにあけましょう。よく「後ろはこぶし1個分あける」と言いますが、旅館の浴衣はクタッとなりやすいので、こぶし1個分もあけてしまうとだらしない印象になります。

帯は背中側で結ぶのもアリですが、寝にくいのであまりおすすめしません。お腹の真ん中か右側で結んだほうが良いでしょう。帯の中央をお腹の真ん中に当てる→背中で交差させる→お腹の真ん中か右側で1回結ぶ→蝶々結びか片蝶結びをする、という感じで結んでください。蝶々結びか片蝶結びをする前、片方を帯の下に通しておくと緩みにくいですよ!

着丈が長いものしかない場合は、おはしょりで長さを調整しましょう。おはしょりには腰紐が必要ですが、旅館によっては用意されていなかったりするので、身長の低い方はあらかじめ準備しておいたほうが良いです。パンティストッキングの足の付け根部分をカットすれば、腰紐の代用品が2本出来上がります。

おはしょりの仕方については以下の記事で詳しく説明しています。よろしければこちらもあわせてご覧ください。

浴衣が長い場合の着付けの仕方(おはしょりの仕方)

2018.04.19

まとめ

  • くるぶしが見える程度の着丈を選ぶ
  • ブラは基本的に不要
  • 右の前身頃→左の前身頃の順に重ねる
  • 前は喉元が少し見える程度、後ろは少しうなじが見える程度にあける
  • 帯は背中で交差させてからお腹の真ん中か右側で蝶々結びか片蝶結びをする
  • 着丈が長い場合はおはしょりをする

それでは、また!