続柄の書き方は?婚姻届・年末調整・訃報などではどう書く?

生活・文化

この記事では、続柄の書き方について説明します。婚姻届・年末調整・訃報などで、続柄をどう書けば良いかわからない方向けです。続柄とその続柄が表す親族関係、続柄の丁寧な呼称などがわかります。

続柄とは

続柄とは、「妻」「夫」「父」「母」「子」のように、親族関係を表す語です。現代人は「ぞくがら」と読む人が多いですが、本来は「つづきがら」と読みます。

続柄は、戸籍謄本(抄本)の請求書、婚姻届、離婚届、住民票の請求書、年末調整の扶養控除申告書、確定申告の所得税の申告書、保育所への入所申込書、生命保険の契約申込書などを作成するときに記入する必要があります。続柄は起点とする人によっても変わりますし、書類の性質によっても変わります。詳しくは後述しますが、続柄はどの書類でも同じように書けば良いというわけではないので注意しましょう。

ちなみに、日本の民法では、6親等内の血族、配偶者、3親等内の婚族を「親族」としています。血族は血のつながった親族を指し、婚族は婚姻によってつながった親族を指します。

親等の数え方《図付き》

2018.03.22

続柄の書き方

続柄は起点とする人や書類の性質によって変わると先に述べましたが、これは、「誰から見た続柄か」「戸籍関係の書類かそうでないか」といったことが重要になるということです。

「誰から見た続柄か」ということが重要なのは、「自分から見た自分の続柄」と「相手から見た自分の続柄」では、まったく意味が異なるからです。「申告者=あなた」「世帯主=夫」のときのあなたの続柄は、「あなたとの続柄」と書かれていれば「本人」、「世帯主との続柄」と書かれていれば「妻」となり、まったく違う書き方になります。

「戸籍関係の書類かそうでないか」ということが重要なのは、戸籍関係と戸籍関係以外の書類とでは、続柄の呼称が異なる場合があるからです。詳しくは後述するので、そちらを参考にしてください。

戸籍関係の書類の場合

基本的には、本人、夫、妻、父、母、子、祖父、祖母、孫といった書き方をします。子については、書類によっては長男、二男、三男、長女、二女、三女……といった具体的な書き方になります。このとき、「次男」「次女」ではなく、数字を使った「二男」「二女」という書き方をすることに気をつけてください。

戸籍関係の書類では、「筆頭者」という言葉が出てくることがありますが、筆頭者というのは、夫婦のうち婚姻の際に苗字が変わらなかったほうを指します。あなたが既婚であれば、あなたか配偶者のうち、婚姻の際に苗字が変わらなかったほうが筆頭者、あなたが未婚であれば、あなたの父母のうち、婚姻の際に苗字が変わらなかったほうが筆頭者となります。

対象の書類
戸籍謄本(抄本)の請求書、婚姻届、離婚届など

戸籍関係以外の書類の場合

戸籍関係以外の書類の場合、本人、夫、妻、父、母、子などは戸籍関係の書類と同じですが、祖父は「父の父」「母の父」、祖母は「父の母」「母の母」、孫は「子の子」など、「◯◯の□□」という形になります。配偶者の父母は「夫の父」「夫の母」「妻の父」「妻の母」、子の配偶者は「子の夫」「子の妻」、配偶者の連れ子(養子縁組をしていない)は「夫の子」「妻の子」といった感じです。

続柄 親族関係
本人 本人(※世帯主の場合、続柄は「世帯主」でも可)
夫、妻 本人の配偶者
父、母 本人の父母
夫婦の実子・養子
兄、弟、姉、妹 本人の兄弟姉妹
夫(未届)、妻(未届) 内縁の配偶者(事実婚をしている相手)
縁故者 遠い親族
同居人 親族以外の関係者(恋人など)
対象の書類
住民票の請求書、年末調整の扶養控除申告書、確定申告の所得税の申告書、保育所への入所申込書、生命保険の契約申込書など

続柄の丁寧な呼称

続柄は、電報や訃報などでは丁寧な呼称で書きます。おもに使うのは以下のような呼称です。「ご尊父様」「ご尊父 ◯◯様」といった使い方をします。

  • 父→ご尊父
  • 母→ご母堂
  • 夫→ご主人
  • 妻→ご令室
  • 兄→ご令兄
  • 姉→ご令姉
  • 弟→ご令弟
  • 妹→ご令妹
  • 息子→ご令息、ご子息
  • 娘→ご令嬢、ご息女

まとめ

いかがでしたか?

続柄は、自分から見るのか、自分以外から見るのか、戸籍関係の書類か、戸籍関係以外の書類かによって変わります。続柄を書くときは、まず「誰から見た続柄か」「戸籍関係の書類かそうでないか」といったことを考えましょう。続柄は頻繁に書くものではありませんが、年に何度かは書くものなので、身近な人の続柄は覚えておくとなにかと役立ちますよ!