「即効」「速攻」「即行」の違い

日本語の使い方

この記事では、「即効」「速攻」「即行」の違いについて説明します。この三つはすべて「そっこう」と読みますが、いったいどのようにして使い分けるのでしょう。

「即効」とは

「即効」とは、「すぐに効き目が現れること」です。「即効性のある薬」のように、ただちになんらかの効果が現れるときに使います。「即効は『即・効く』」と覚えましょう。

「即効」とよく似た言葉に「速効」がありますが、こちらは「はやく効き目が現れること」です。一般的には「即効」のほうが多く使われ、共同通信社の記者ハンドブックでも「速効」は「即効」に書き換えるとされています。しかし、学術用語では「速効性肥料」のように「速効」が使われたりします。

「速攻」とは

「速攻」とは、「すばやく攻めること」です。「速攻して先取点を取る」のように、競技・試合など、なんらかの相対して戦う場面で使います。「速攻は『速く攻める』」と覚えましょう。

「速攻」は「速攻で帰る」のような使い方をする場合がありますが、これは俗語的な語法で、標準語法からははずれています。このように「ただちに」といった意味を込める場合は、後述する「即行」を使ったほうが良いでしょう。

「即行」とは

「即行」とは、「すぐに実行すること」です。「即行で帰る」のように、ただちになんらかの行動を起こすときに使います。「即行は『即・行う』」と覚えましょう。

先にも述べたとおり、「即行」と似たような意味で「速攻」を使うことがあります。しかし、「速攻」には「すばやく攻めること」という、その言葉にしかない意味がありますから、本来の意味で用いたほうが混乱しなくて済むでしょう。

まとめ

  • 「即効」とは、すぐに効き目が現れること
  • 「速攻」とは、すばやく攻めること
  • 「即行」とは、すぐに実行すること

それでは、また!