飲食物の消化にかかる時間

生活・文化

この記事では、飲食物の消化にかかる時間について説明します。食べてから空腹を感じるまでの時間(胃が空っぽになるまでの時間)や、食べてから排泄されるまでの時間を知りたい方向けです。

食べてから空腹を感じるまでの時間

口から摂取した飲食物が胃の中で消化されるのは、食べてから3~5時間後です。胃の中が空っぽになると私たちは空腹を感じ、次の食事をとろうとします。

ただ、消化時間は飲食物の種類や、食べた量によっても異なります。ジュースは20分、果物は20~40分、野菜は30~60分と比較的早いですが、米やパンなどは2~3時間、肉や魚などは4~5時間となっており、ジュース・果物・野菜と比べ、消化に多くの時間を要します。

「お腹が空いてから食べる」という方は問題ないですが、「お腹が空いていなくても時間になったら食べる」という方は、太りやすいので習慣の改善が必要です。空腹でないにも関わらず次の食事をとるということは、積み木のように糖質や脂質が積み重なっていくということなのです。これらは体内に蓄積すると、内臓脂肪や皮下脂肪となり、体重の増加やさまざまな病気を引き起こします。

食べてから排泄されるまでの時間

口から摂取した飲食物が肛門から排泄されるのは、食べてから24~48時間後です。摂取した飲食物は、食道→胃→小腸→大腸→直腸という経路を辿り、ウンチとなって肛門から排泄されます。この道のりは、なんと約9メートル! 24~48時間という長い時間がかかるのもうなずけますよね。

自分のウンチが出てくるまでの時間は、スループット食材で測ることができます。スループット食材というのは、体内で消化・吸収されずそのまま排泄される食べ物のことで、とうもろこしの皮、ナッツ、ビーツ(赤大根)などを指します。特に、ビーツは赤い色素がウンチにつくため、排泄されたかどうかがわかりやすいです。食べた時間をメモし、その後排泄ごとにウンチを目視してスループット食材が排泄されているかどうか確認してみてください。24~48時間より早い場合、もしくは遅い場合、なんらかの機能障害に陥っているおそれがあります。

消化にはエネルギーが使われる

飲食物から摂取した糖質や脂質はエネルギーへと変換され、体を動かしたり、脳を働かせたりするのに使われます。それだけでなく、飲食物の消化にも使われるので、消化に多くのエネルギーが使われると、消化以外に回すエネルギーが不足し、痩せにくくなる、疲れやすくなる、といった弊害が出てきます。

消化に必要以上のエネルギーを費やさないようにするには、消化に良いものを中心に食べること、よく噛んで飲み込むこと、食べ過ぎないこと、この三つが大切です。「果物や野菜中心の食事にする」「一口につき30回以上噛む」「20分以上かけて食べる」ということを習慣づけましょう。時間をかけて食べるのが苦手な方は、一口の量を少なくしたり、利き手と逆の手で箸を持ったりしてみてください。

まとめ

  • 食べてから空腹を感じるまでは3~5時間
  • 食べてから排泄されるまでは24~48時間
  • 消化に悪いものばかり摂取したり、よく噛まずに飲み込んだり、食べ過ぎたりすると、消化に多くのエネルギーが使われ、痩せにくくなったり、疲れやすくなったりする

それでは、また!