「同士」と「同志」の違い

日本語の使い方

この記事では、「同士」と「同志」の違いについて説明します。この二つはどちらも「どうし」と読み、意味も似ています。では、いったいこれらはどのようにして使い分けるのでしょう。

「同士」とは

「同士」とは、「互いにある共通の関係にある人」です。立場や性質などが共通していることを示すときに使い、目的や信念などが共通しているかどうかは考えません。そのため、人間だけでなく、動物や無機物にも使うことができます。

「同士」は、「学生同士」「女同士」「似たもの同士」「ライオン同士」「トラック同士」といった使い方をします。身分や境遇、本来そなわっている特徴などにおいて共通点がある場合は「同士」です。「同じ職場に勤める同士」といった使い方をすることもありますが、多くの場合、名詞の下について接尾語的に用います。

「同志」とは

「同志」とは、「志を同じくする人」です。目的や信念などが共通していることを示すときに使い、立場や性質などが共通しているかどうかは考えません。そのため、動物や無機物に対しては使わず、人間に対してのみ使います。

「同志」は、「同志を募る」「同志の人々」といった使い方をします。「東大に合格する」という目的を持っている人たちや、「顧客満足を第一に考える」という信念を持っている人たちは、目指すものや行動の基盤となっているものが共通しているので「同志」です。「同志」は「同士」と違い、名詞の下について接尾語的に用いることはなく、それ単体で名詞として用います。

まとめ

  • 「同士」とは、互いにある共通の関係にある人で、立場や性質などが共通していることを示すときに使う
  • 「同志」とは、志を同じくする人で、目的や信念などが共通していることを示すときに使う

それでは、また!