白髪は抜く?切る?染める?

生活・文化

この記事では、白髪の対処法は抜く・切る・染めるのどれが良いのか説明します。白髪は間違った方法で対処すると髪の毛や頭皮に深刻なダメージを与えます。そうならないよう、正しい対処法を知っておきましょう。

白髪の原因

髪の毛は、できた瞬間から色がついているわけではありません。元々は白く、メラニン色素によって色がつけられることにより、黒色や茶色などの髪色になるのです。ですから、白髪の原因はメラニン色素の減少にあります。

メラニン色素は、それぞれの毛根に存在しているメラノサイトという細胞が、チロシナーゼという酵素の力を借りて作り出すもの。そのため、メラノサイトが正常に働かなくなったり、チロシナーゼが減少したりすると、メラニン色素が作られづらくなり、白髪ができてしまいます。

そのおもな原因は老化ですが、ほかにも、栄養不足、ストレス、睡眠不足、病気、薬剤、遺伝などが原因としてあげられます。生活習慣や精神状態に起因する場合もあるので、その場合は、バランスの良い食事をとる、自分なりのストレス解消法を見つける、ぐっすり眠れる環境作りをする、といった対策をとることで白髪の増加を食い止められるかもしれません。短期間で急に白髪が増えた方は、病気や薬剤の影響が考えられます。早急に医療機関を受診しましょう。

白髪の正しい対処法

白髪の対処法には「抜く」「切る」「染める」の三つがありますが、このうちNGなのが「抜く」という方法。白髪は、「抜く」「染める」のどちらかの方法で対処しましょう。

「白髪は抜くと増える」と言われていますが、この噂に医学的根拠はなく、これが「抜く」という対処法がNGな理由ではありません。髪の毛を抜くと、毛根がダメージを受けて最終的にその毛穴から髪の毛が生えてこなくなったり、毛穴に雑菌が入って頭皮が炎症を起こしたりするから、というのが理由となっています。

「抜く」という対処法は、「染める」より簡単かつ安全です。しかし、伸びてくるとアホ毛のようにピンと立ち、切る前より目立ってしまうことに。そのため、白髪の量が少ない方や、頻繁にお手入れができる方に向いた対処法となります。

「染める」という対処法には、ヘアカラーを使う方法、ヘアマスカラを使う方法、ヘアカラートリートメントを使う方法などがあります。このうち、ヘアカラーを使う方法は最終手段としましょう。ヘアカラーは、強い薬剤により髪の毛を内部から染め上げるもので、何度も使用すると髪の毛にダメージを与えることになるからです。その点、ヘアマスカラやヘアカラートリートメントは、髪の毛に悪い影響を与えません。ヘアカラーのように髪の毛の内部に作用するものではなく、表面に作用するものだからです。部分的な白髪はヘアマスカラで、広範囲の白髪はヘアカラートリートメントで染めるようにしましょう。

まとめ

  • 髪の毛が生えてこなくなったり、毛穴に雑菌が入って頭皮が炎症を起こしたりするため、「抜く」という対処法はとらない
  • 白髪の量が少ない場合、頻繁にお手入れができる場合は、「切る」という対処法が向いている
  • 部分的な白髪は「ヘアマスカラで染める」、広範囲の白髪は「ヘアカラートリートメントで染める」という対処法が向いている
  • 髪の毛が傷む原因となるため、「ヘアカラーで染める」のは最終手段とする

それでは、また!