この記事では、ビジネスシーンで使える体調を気遣うフレーズを紹介します。相手へ体調を気遣う内容のメール・はがき・手紙などを送りたいときに参考にしてみてください。
体調を気遣うフレーズの使い所
体調を気遣うフレーズは、おもに以下のような場面で使います。
- 病気や怪我により先方からアポの日程変更を申し入れられたとき
- 社内または社外の人が病気や怪我で欠勤しているとき
- 季節の挨拶状、お礼状、お悔やみ状など
季節の挨拶状というのは、年賀状・寒中見舞い・余寒見舞い・暑中見舞い・残暑見舞い・喪中欠礼(喪中はがき)などのこと。これらとお礼状やお悔やみ状では、病気や怪我をしたという知らせがなくても、「体調を崩しやすい時期だから」ということで体調を気遣うフレーズを使うことがあります。
体調を気遣うフレーズ
体調を気遣うフレーズには、おもに以下のようなものがあります。そのまま使ったり、アレンジして使ったりしてみてください。
- どうぞお大事になさってください。
- どうぞ十分に静養なさってください。
- どうかご無理をなさいませんように。
- ゆっくりと養生なさってください。
- ゆっくりとお休みください。
- まずは体調回復に専念なさってください。
- 一日も早く全快されますようお祈りしております。
- 一日も早くご回復なさいますよう職員一同祈念しております。
- くれぐれもご自愛ください。
- お風邪など召されぬようお気をつけください。
なお、「ご自愛ください」や「お風邪など召されぬよう~」は、すでに体調を崩している相手に送る言葉としてはふさわしくありません。おもに体調を崩しやすい時期に送るはがきや手紙などで使うフレーズなので、使い所には気をつけましょう。
最後に、病気や怪我をした人へ送るメールの文例を一つ紹介します。長文だったり返事を要求する内容だったりすると迷惑になってしまうので、短くまとめた上で末尾に返信不要の旨を添えておきましょう。
◯◯株式会社の◯◯でございます。
◯◯様がご入院されたとお伺いし、大変驚いております。その後、お体の具合いはいかがでしょうか。心よりお見舞い申し上げます。
お仕事のことを気になされていると思いますが、まずは体調回復に専念なさってください。◯◯様が一日も早く全快されますようお祈りしております。
なお、このメールへのお返事にはお気を遣われませんようお願い申し上げます。
まとめ
いかがでしたか?
相手を気遣う言葉を掛けることは、良好な人間関係を築くために大切なことです。相手が病気や怪我をしたとき、体調を崩しやすいときなどは、当記事で紹介したようなフレーズを積極的に使っていきましょう。ただし、そのまま使うと大げさになったり堅苦しくなったりするので、細かいところは相手の病状や相手との関係性に応じて変えてください。