寒いとトイレが近くなる理由

生活・文化

この記事では、寒いとトイレが近くなる理由について説明します。なぜ私たちは寒さを感じると排尿の間隔が狭くなるのでしょうか。

尿とは

尿とは、腎臓で作られ尿道を通って外へ排出される、血液中の不要物です。腎臓でろ過された血液のうち、不要なものとみなされた1%が尿となります。

尿はすぐには排出されず、膀胱に蓄積されたのち、尿道口から排出されます。尿道口から排出されるのは脳が尿意を受けて排尿を決めたときで、尿意は膀胱に150~300mlほど尿が溜まると感じます。

寒いとトイレが近くなる理由

発汗量の減少

寒いと汗の量が減り、通常より早く膀胱に尿が溜まります。体内の不要な水分は尿としてだけでなく汗としても排出されるので、汗として排出することができなくなると、尿として排出される量が増えます。そうすると、いつもより早く膀胱に尿が溜まります。

末端の血管の収縮

寒いと手足などの末端の血管が収縮し、通常より多くの尿が作られます。血管が収縮すると血圧が上昇し、腎臓が「血液量を減らして血圧を下げよう」と働きます。そうすると腎臓でろ過される血液量が増え、いつもより多くの尿が作られます。

膀胱の筋肉の収縮

寒いと膀胱の筋肉が収縮し、通常より早く脳に尿意が伝わります。膀胱の筋肉が収縮すると溜めておける尿量が少なくなり、少ししか尿が溜まっていなくても脳に尿意が伝わります。

まとめ

  • 寒さで発汗量が減少すると、汗として排出されるべきものが尿となり、通常より早く膀胱に尿が溜まる。
  • 寒さで末端の血管が収縮すると、腎臓を通る血液量が増え、通常より多くの尿が作られる。
  • 寒さで膀胱の筋肉が収縮すると、膀胱に溜めておける尿量が少なくなり、通常より早く脳に尿意が伝わる。

それでは、また!